画像提供:マイナビニュース JR東日本大宮支社は29日、「新幹線リレー号」活躍当時のカラーリングを施した185系C1編成のフィナーレを飾る商品を販売すると発表した。留置している東大宮操車場にて、「185系ファンの皆さまの想いを客室と乗務員室に乗せる企画」を用意したという。
特急形電車185系は国鉄時代の1980年代にデビューし、40年以上にわたり活躍。東海道線経由の特急「踊り子」、高崎線経由の特急「草津」「あかぎ」などで運用され、定期運行終了後も臨時列車等に使用されてきた。2022年には、185系C1編成を「新幹線リレー号」活躍当時のカラーリングに復刻塗装。臨時列車をはじめ、各種撮影会でも活躍した。
185系を使用した最後の商品として、「Thanks! Series 185 〜C1編成にあなたの想いを乗せて〜」と銘打ち、185時間限定で販売する「客室プラン」と、185分間限定のオークション形式で販売する「乗務員室プラン」を用意。購入商品は後日、商品受取り会場の大宮総合車両センター(JR大宮駅西口から徒歩約10分)にて、回送列車の車両走行音を録音した電源とともに渡す。この商品による185系への乗車はできない。
「客室プラン」は5月30日18時5分から6月7日11時5分まで、「JRE MALL チケット JR東日本 大宮支社店」で販売。希望する号車を購入(座席番号の指定は不可)し、メッセージカードや車両番号札をデザインしたアクリルスタンド、客室カーテン(鉄道古物)など一式詰め合わせたグッズを各座席に設置する。販売数は185名(各号車により販売定員数が異なる)、販売額は1点1万8,500円。商品受取り日時は8月3日の9時30分から15時30分までだが、入替制となっており、号車により受取り時間が異なる(詳細は商品販売サイトで確認が必要)。
オークション形式の「乗務員室プラン」は、「JRE MALL ショッピング JR東日本 大宮支社店」で6月2日の18時5分から21時10分まで販売。オークション終了から24時間後までに落札者が支払い手続きを終えることで注文完了となる(支払い手続きが終わらなかった場合、次点の人へ落札権限が移行)。1号車の乗務員室を運転士側、6号車の乗務員室を車掌側として、落札者が希望するメッセージを入れたメッセージカード、実車の車両番号札(鉄道古物)、客室カーテン(鉄道古物)など一式詰め合わせたグッズを運転台に設置する。販売数は各1名ずつ合計2名、販売額は1点3万9,185円から。商品受取り日時は8月3日の15時30分から16時までとのこと。(MN 鉄道ニュース編集部)