【日本ダービー過去10年傾向】1000m通過60秒切りは3回 ハイペースでも先行馬が残ることも…

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2025年05月29日 17:00  netkeiba

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レイデオロ(撮影:下野雄規)
 今週末日曜に東京競馬場で行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)について、これまでの傾向から分析。ここでは「時計、ラップ」に注目して、的中のヒントを探ってみたい。

 過去10年、もっとも走破タイムが速かったのは22年の2分21秒9。レース史上初めて22秒台の壁が破られ、今もダービーレコードとなっている。一方、もっとも遅かったのは17年で2分26秒9。同じ良馬場で行われたのにもかかわらず、タイム差は「5秒」もある。これは馬場差というより、道中のペースによるところが大きい。22年は1000m通過58.9秒となったことで全体的に速く。17年は1000m通過が63.2秒のスローペースで、勝ったレイデオロが早めにマクる展開となり、時計を要す結果となった。

 近10年で1000m通過が60秒を切ったことは3回ある。22年は58.9秒で、4角14番手、14番手、2番手で決した。19年は57.8秒で、4角2番手、3番手、8番手で決着。15年は58.8秒で、4角7番手、7番手、13番手の順だった。最もペースが流れた19年は2番手の馬が勝ったように、必ずしもハイペース=差し、追込で決まらないところがポイント。3歳馬にとってほとんど経験がない2400m戦ということもあり、展開やラップを読み解くより、能力、舞台適性を優先に予想を組み立ててみてはいかがだろうか。

【過去10年の走破時計、1000m通過、上位3頭の4角位置】
24年 2分24秒3 62.2秒 (4)(4)(9)
23年 2分25秒2 60.4秒 (4)(6)(6)
22年 2分21秒9 58.9秒 (14)(14)(2)
21年 2分22秒5 60.3秒 (9)(9)(12)
20年 2分24秒1 61.7秒 (4)(11)(7)
19年 2分22秒6 57.8秒 (2)(3)(8)
18年 2分23秒6 60.8秒 (4)(1)(2)
17年 2分26秒9 63.2秒 (2)(5)(12)
16年 2分24秒0 60.0秒 (8)(7)(10)
15年 2分23秒2 58.8秒 (7)(7)(13)

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