半兄は名馬キタサンブラック キングクーが2年2カ月ぶりVなるか

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2025年05月29日 19:00  netkeiba

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富嶽賞2025に出走予定のキングクー(24年12月撮影、ユーザー提供:あすりさん)
 名馬キタサンブラックの半弟となるキングクー(牡6、美浦・根本康広厩舎)が、土曜東京9Rの富嶽賞(4歳上・2勝クラス・ダ1400m)で2年2カ月ぶりの勝利を狙う。

 キングクーは父ロードカナロア、母シュガーハート、母の父サクラバクシンオーの血統。半兄のキタサンブラックはGIを7勝。種牡馬としてもイクイノックスやソールオリエンス、クロワデュノールやウィルソンテソーロを輩出し、国内トップサイアーの評価を得ている。また、同じく半弟のシュガークンは24年の青葉賞の勝ち馬だ。

 ここまで32戦4勝。未勝利では2着3回、3着2回と惜敗が目立ち、遂に勝ち上がれず。それでも地方・兵庫で3連勝して再転入すると、23年4月の1勝クラスでJRA初勝利を手にした。ただ、2勝クラスに昇級後は17戦して2回ある3着が最高着順。芝とダートを横断して使われているが、後方から伸びて善戦止まりというレースが続いている。

 今回は前走から400m延びて1400mとなるが、3走前に4着があるので守備範囲だ。後は展開が向くかどうか。ハイペースで前が止まれば、ズバッと突き抜けるシーンがあっても驚かない。

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