【葉山特別】半兄は名馬イクイノックス ガルサブランカが連勝なるか

　名馬イクイノックスの半妹となるガルサブランカ(牝4、美浦・木村哲也厩舎)が、土曜東京10Rの葉山特別(4歳上・2勝クラス・芝1600m)で連勝を狙う。

　ガルサブランカは父キズナ、母シャトーブランシュ、母の父キングヘイローの血統。母は15年のマーメイドSの覇者。そして半兄のイクイノックスは22年と23年の天皇賞(秋)を連覇するなど、GIを6勝した歴史的名馬。また、同じくヴァイスメテオールは21年のラジオNIKKEI賞を制している。

　ここまで8戦2勝。23年8月にデビュー勝ち。クラシック候補と目されたが、2戦目以降はベゴニア賞が2着、桜花賞トライアルのチューリップ賞が8着で、春2冠は断念した。その後も自己条件で5着、3着、4着、3着と苦戦が続いたものの、前走で待望の2勝目をゲット。まだまだ血統のポテンシャルほど走れていない印象だが、着実に成長していることも確かだろう。

　今回は兄の主戦を務めたC.ルメール騎手との再タッグとなる。東京は相性がイマイチだが、条件クラスで泣き言は許されない器。あっさりと連勝を果たし、一気にスターダムへと駆け上がってほしい。