【陸上】開志国際・関綾音が華麗な跳躍 女子棒高跳び3m60大会新V「もっと上を」新潟高校総体

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2025年05月29日 19:47  日刊スポーツ

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女子棒高跳びを県高校新で制した開志国際の関は表彰台で笑顔

<新潟県高校総体陸上>◇29日◇第1日◇デンカビッグスワンスタジアム



女子棒高跳びで、関綾音(開志国際2年)が県高校新、大会新になる3メートル60で初優勝した。


笑顔で表彰台の頂点に立った。「無事に自己ベストを跳べた。今日の狙いは県高校新だったので満足」。3メートルから始まった試技は全て1回目で成功。自己ベストの3メートル50、そして県高校記録、大会記録の3メートル55を更新する3メートル60も、華麗な跳躍で一気に超えた。


「大会前日まで突っ込めなかったので不安だった」


それも自身で克服した。試技の前に好調時の跳躍を頭に描くイメージトレーニングを繰り返した。ポールを手にした時には迷いは消えていた。


陸上は紫雲寺中で始めた。当時の種目は走り幅跳び。開志国際高に入学後、松沢ジアン成治コーチ(33)の勧めもあって棒高跳びに取り組んだ。それまで全く経験はない。それでも「幅跳びの跳躍力が生きたと」と能力の高さを発揮し、キャリア1年ほどで結果につなげた。


最初の目標には達したが満足はしていない。「これから北信越総体、インターハイと、もっと上を目指す。今年は3メートル80まで伸ばしたい」。つかんだ好感触を今後も数字で表していく。【斎藤慎一郎】


○…女子砲丸投げは昨年の国スポ8位の川浦もえ(開志国際3年)が12メートル91で大会2連覇を達成した。「昨年のインターハイの予選通過記録10メートル60を、3投目までに超える」とテーマを設定し、その通りに2投目で優勝記録を出した。自己ベストの13メートル30には及ばなかったが、プランを遂行し「自信につながった」。群馬南中で全国中学総体2位の好素材。今年の目標の1つはターゲットは県高校記録の13メートル96の更新だが「やるからには日本一」と高校最後の今季、当然頂点に狙いを定めている。

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