元ウルグアイ代表GKムスレラ、14年間在籍のガラタサライを退団…クラブ歴代2位の550試合出場

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2025年05月29日 21:43  サッカーキング

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ガラタサライの優勝パレードで祝福を受けるムスレラ [写真]=Anadolu via Getty Images
 ガラタサライは29日、トップチームのキャプテンを務める元ウルグアイ代表GKフェルナンド・ムスレラが、2024−25シーズンをもって退団することを発表した。

 現在38歳のムスレラは2007年夏、母国のモンテビデオ・ワンダラーズからラツィオへ完全移籍し、欧州へ上陸。ラツィオでは2年目から正守護神の座を手にしていたが、2011年夏にガラタサライへ完全移籍した。

 以降の14年間は、ガラタサライ一筋でプレー。2019−20シーズン終盤から翌シーズン前半戦、そして2021−22シーズン後半戦など、ケガに泣かされた時期もあったが、コンディションが整えば正守護神の座を明け渡すことなく活躍を続け、これまでに公式戦通算では550試合でゴールマウスを守った。なお、この公式戦出場試合数は、かつてガラタサライの“ワン・クラブ・マン”として君臨した元トルコ代表DFビュレント・コルクマズ氏の「589」に次ぐ、クラブ歴代2位の数字となっている。

 ムスレラの在籍期間、ガラタサライは8度のスュペル・リグ(トルコ1部リーグ)優勝を筆頭に、5度のテュルキエ・クパス(トルコカップ)、6度のトルコ・スーパーカップ制覇など、数々のタイトルを掲げた。また、2014−15、2018−19シーズンにはスュペル・リグの年間最優秀GK賞に輝いており、前者は年間最優秀選手賞(MVP)とのダブル受賞だった。

 在籍最終年度となった今季も、公式戦42試合でゴールマウスを守るなど、不動の守護神に定着。テュルキエ・クパスではバックアッパーだったが、ガラタサライの国内2冠に貢献した。

 クラブに計19ものタイトルをもたした伝説の守護神が、退団を決めたことを受けて、ガラタサライはクラブ公式Xを通してメッセージを投稿。「僕らはどの試合でも君を信頼していた。14年間を通して、我々の伝説となってくれたことに感謝を伝えたい。あなたはガラタサライの歴史の中でGK以上の存在となった。あなたは私たちに、セービングについてだけでなく、GKとしての振る舞い、クラブへの愛着や忠誠心など、数えきれないほどのことを教えてくれた」や「今日、私たちはトロフィーと共にあなたをを送り出すが、あなたがこれまでに獲得した最大のトロフィーは、私たちの心の中にあることを忘れないでほしい」などと感謝の思いを綴った。


【動画】ムスレラがガラタサライで勝ち獲ったトロフィーの数々



Bu bir veda değil, yepyeni başlangıçlara… 💛❤️ pic.twitter.com/OcuB8trqnT— #5YıldızlıŞampiyon ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ (@GalatasaraySK) May 29, 2025

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