

Woolen-The Reinstated Apple / 2007 / Michelangelo Pistoletto
Image by: photo Leo Torri
「ゼニア(ZEGNA)」が、スイス・バーゼルを舞台にした世界最大級のアートフェア「アート・バーゼル(Art Basel)」と複数年にわたるグローバルパートナーシップを締結した。ゼニアは6月開催のバーゼルを皮切りに、マイアミ・ビーチ、パリ、香港でのアート・バーゼルの4つのフェア全てにオフィシャルパートナーとして参加する。
ゼニアはこれまでも価値観を伝える一種の言語として、アートをブランドのアイデンティティの一端として取り入れてきた。コラボレーションの中心となるのは、ピストレット財団とゼニア財団が立ち上げた、社会と関わる芸術活動をサポートするチッタデッラルテによるプロジェクト「VISIBLE」で、連携を強化するためにアート・バーゼルのフェアおよび展示プラットフォームディレクターを務めるヴィンチェンツォ・デ・ベリス氏がVISIBLEの運営委員会に加わる予定。6月のアート・バーゼルの期間中には、ゼニアが2025年の「Visible Situated Fellowships」の受賞者を発表し、現代の最も喫緊の環境問題や社会問題の解決に取り組む世界各地のアーティストやコレクターにスポットライトを当てるという。
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