重賞3勝の古豪ボッケリーニが登録抹消 今後は種牡馬になる予定

　22年目黒記念など重賞を3勝したボッケリーニ(牡9、栗東・池江泰寿厩舎)が30日付でJRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道浦河町のイーストスタッドで種牡馬となる予定。JRAが同日、ホームページで発表した。

　ボッケリーニは父キングカメハメハ、母ポップコーンジャズ、母の父ダンスインザダークという血統。19年2月にデビューを迎え、2戦目で初勝利を飾る。その後は条件戦をコンスタントに勝ちあがると、20年12月の中日新聞杯でクビ差の接戦を制し重賞初勝利。21年の小倉大賞典、22年の日経賞で2着と惜しい競馬が続いていたが、同年5月の目黒記念で念願の重賞2勝目を手にした。

　7歳となった23年の鳴尾記念を5番人気で制し、3つ目のタイトルをつかむと、以降も4つの重賞で2着に好走するなど長きにわたって活躍。今年3月の中山記念がラストランとなった。通算成績は32戦7勝(重賞3勝)。

(JRAのホームページより)