バルサの国内3冠達成に大きく貢献したハフィーニャ [写真]=Getty Images バルセロナに所属するブラジル代表FWハフィーニャが、今シーズンの自身の活躍を振り返った。29日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
ハフィーニャにとって2024−25シーズンはまさしくキャリア最高の1年となった。2022年夏にリーズから加入した28歳はシャビ・エルナンデス前監督の下では絶対的な存在となれず、一時は売却も検討されていたものの、昨年夏のハンジ・フリック監督就任を契機に覚醒。公式戦57試合で34ゴール25アシストという圧巻の成績を残し、バルセロナの国内3冠達成に大きく貢献した。
充実のシーズンを終えたハフィーニャは昨年夏を回想し「シーズンが始まる前には僕はプレーしないだろうとも考えていた。しかし、監督が変わったことで自分の可能性と仕事のやり方を示す新たな機会が与えられたと理解したよ。フリック監督は僕に電話をかけ、頼りにしていると言ってくれた。あの電話は非常に重要だった。なぜなら僕の考えが変わったからね」とコメント。その上で、今シーズンの自身の活躍について次のように振り返っている。
「正直に言って予想外だったよ。個人的な目標はこの数字(34ゴール25アシスト)には及ばなかったんだ。これだけのゴールとアシストを決め、チームに貢献できたことは非常に嬉しい。最終的には歴史に残るような結果になったし、個人としてもチームとしても人生最高のシーズンだった」
加入時に「多くのアイドルたちがここで歴史を作ってきた。子どもの頃からの夢であり、家族の夢でもあった」と語ったハフィーニャは、今まさに“夢のクラブ”でレジェンドたちの足跡を辿っている。先日には2028年夏までの契約延長が決定。キャリアの全盛期を迎えた28歳は「幼い頃からバルサを応援し、プレーをずっと見てきた。ずっとここにいて、クラブの歴史に自分の名を刻みたいと考えていた。このクラブでキャリアを終えたいと思っている」とバルセロナでの長期的な将来を見据えている。