写真 モード学園や国際ファッション専門職大学などを運営する日本教育財団が、ニューヨークのファッション専門大学「LIMカレッジ」を買収する。取引条件は明らかにされていない。
LIMカレッジは1939年に設立。修士、学士、準学士の学位プログラムを提供しており、就学中に3回のインターンシップ参加を義務化するなど、実践に基づいた没入型アプローチを通じた学びを重視している。
買収後もLIMカレッジは独立運営が維持され、名称とキャンパス施設は現状のままとなる。LIMカレッジの教職員の変更は予定されておらず、学生への影響もないという。
LIMカレッジ学長のロン・マーシャルは、「この契約により、LIMはファッションとライフスタイルビジネス教育における世界的リーダーとしての地位をさらに確立し、学生、卒業生、そして業界全体に優れた成果をもたらします。日本教育財団の一員として、グローバルプラットフォームを拡大し、さらなる学術的能力と資金へのアクセスを獲得します」とコメントしている。
日本教育財団は5月29日、エスモード・インターナショナルの買収も発表。今回の買収により、同財団は日本国内の専門職大学4校、オンライン大学1校、専門学校9校、エスモードのフランス10キャンパス、LIMカレッジを傘下に収めることとなる。
■日本教育財団傘下の教育機関専門職大学4校:国際ファッション専門職大学、東京国際工科専門職大学、大阪国際工科専門職大学、名古屋国際工科専門職大学オンライン大学1校:東京通信大学専門学校9校:モード学園(東京・大阪・名古屋)、HAL専門学校(東京・大阪・名古屋)、首都医校、大阪医専、名古屋医専パリの高等教育機関2校:モード学園パリ校クレアポール、モード学園パリ校 ESMOD