0
2025年05月30日 15:31 ITmedia PC USER
Microsoftは5月28日(米国太平洋夏時間、以下同)、Windows 11の旧バージョン(バージョン22H2/23H2)向けに配信した5月のセキュリティ更新(KB5058405)について、一部の環境において適用に失敗し、「ACPI.sys」を読み込めずに起動できなくなる恐れがあることを明らかにした。本事象は大半が特定の仮想マシン(VM)上で稼働している場合に観測されており、物理的なPCから直接起動している場合に発生することはあまりないという。
本事象が多く観測されているVMは以下の通りだ。
・Azure Virtual Machines
・Azure Virtual Desktop
|
|
・実PC上で稼働する「Citrix」または「Hyper-V」
問題を起こしているACPI.sysは、PCの電力管理規格「ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)」の制御用デバイスドライバで、Windows OSの標準ドライバの中でも重要度が高い。Microsoftによると、環境によってはACPI.sys以外のデバイスドライバを読み出せずにエラーを起こす事象も確認されているという。
本事象が発生してしまった場合、Azure Virtual Machines/Azure Virtual Desktopでは修復コマンドを使うことで復旧できる可能性がある。
Microsoftでは本事象の解決に取り組んでおり、近日中に臨時アップデートを配信する予定だ。
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. All rights reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。
「米の生命力すごすぎるw」いったいどうした?「みんなも炊飯器爆発には気をつけて」(写真:まいどなニュース)17
「米の生命力すごすぎるw」いったいどうした?「みんなも炊飯器爆発には気をつけて」(写真:まいどなニュース)17