beeboys - stock.adobe.com 折り畳み傘やペットボトル飲料をバッグの中に入れると、思っていた以上にかさばりますよね。それならバッグの外に出してしまおう!
――ということで、今回注目したのはセリアで購入した「リュックにプラス ベルトカラビナ」です。
◆肩ひもに取り付ける“ベルトタイプ”のカラビナが便利
本来カラビナは、登山やクライミングの時などに安全ロープとハーネス、ベルトをつなぐために使われる道具です。その一方でファッションアイテムとしての人気も高く、バッグに取り付けてキーホルダーや鍵、ワイヤレスイヤホンケースなどをぶら下げる人も少なくないんだとか。
セリアで見つけた「リュックにプラス ベルトカラビナ」もリュックやバッグの肩ひもにベルトで巻きつける日常使い用で、カラビナには重さ300g以下の物をぶら下げることが可能。折りたたみ傘や、280mlのペットボトルケースをバッグの外に出して持ち運ぶことができる便利グッズなんです。
「リュックにプラス ベルトカラビナ」110円/税込
広げた時のサイズ(約):18×7cm
材質:スチレンブタジエンゴム、ナイロン、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアセタール
耐荷重:300gまで
色:ブラック
◆ツヤなしブラックカラーがどんなバッグにも合わせやすい
ここでは、「リュックにプラス ベルトカラビナ」の形状と特徴をチェック!
カラーはベルトもカラビナ本体もツヤのないブラック、ゲートと呼ばれる開口部のみシルバーの金具が使われていて、どんなバッグにも合わせやすそうなシンプルなデザインです。
広げてみると、内側がラバーベルトになっているところも高ポイント。
とはいっても、引っ張っても少し伸びる程度。主な目的は、リュックやバッグの肩ひもに巻きつけた時に滑りにくくすることだと思われます。
長さは約18cmで、幅は2.3cm(独自に計測)。太い・厚い肩ひもには固定できないかもしれないので、どのバッグに使えるのかあらかじめ確認しておくと安心です。
◆気になるつけ外しもこんなに簡単
付け外しは、面ファスナーで簡単。
カラビナ部分は三角形で、軽量・強度が高いポリアセタール素材が使われています。
重さは、約15g(独自に計測)でとっても軽い! 肩ひもに取り付けても、本体だけならほぼ重さを感じません。
次は、使い方です。
◆さっそく肩ひもにつけてみました
続いて「リュックにプラス ベルトカラビナ」のパッケージ裏面を参考に、肩ひもに取り付けていきます。
まずは、肩ひもの取り付けたい位置にカラビナを置きます。ラバー面が内側です。
それからラバーベルトを伸ばしながら肩ひもに巻きつけ、面ファスナーを固定。イメージは、すき間なく巻きつける感じです。内側のラバーが効いて、クルクルと回ることもなく安定しています。
ただ面ファスナー全面が重なるように固定しないと、使用中に外れてしまう可能性があるので注意。
◆濡れた折りたたみ傘をバッグの中に入れたくない時にも活躍
しっかり固定されたことを確認したら、カラビナに折りたたみ傘をセット。
外袋のストラップをゲートにグッと押し当てるように引っかけたら完了です。
ゲートがわりと硬いので少し力が必要かもしれませんが、そのおかげで引っかけた物が外れてしまう心配が少ないのでいいでしょう。
◆カラビナをつけてからセット
試しに、カラビナに折りたたみ傘をセットしてから肩ひもに取り付けてみたら、傘が揺れて扱いにくい・ベルトに隙間ができてしまう結果に。肩ひもに「リュックにプラス ベルトカラビナ」を取り付けてから、カラビナに折りたたみ傘・ペットボトルホルダー等をぶら下げる手順のほうがスムーズです。
折りたたみ傘をバッグの外に出した分、中にちょっとしたスペースが生まれてギュウギュウにならないところが個人的には気に入っています。使用後の折りたたみ傘も、外に出してしまえばほかの荷物を濡らすことがありません(代わりに、バッグの表面が濡れるかもしれません)。
気になった点をあげるとしたら、使っていくうちに面ファスナーの粘着力が落ちていってしまうこと。110円とお財布に優しい価格なので、気に入った場合は買い直しを検討してもいいのかもしれません。
※紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もあります。
<文・撮影/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi