フェアで提供されるイカの生き作り=30日、福岡市博多区 福岡市は、市内の魚食の普及と漁業の活性化推進を目的としたイベント「HAKATA FISH PROJECT」(博多フィッシュプロジェクト)を6月1日から開催する。昨年に続き2年目の開催。
参加する福岡市内の飲食店10店舗が旬の水産物を使用した料理を提供。フェアメニューを注文した人にはイベント参加店で使えるクーポンを抽選でプレゼントする。
開催期間は4期に分かれており、6、7月はイカ、9、10月はタイ、11、12月はブリとカキ、来年2、3月はヒラメをメインに使用した料理が提供される。
6月から始まるイカフェアでは、ヤリイカや水イカを使用したイカの生き作りや塩辛などを提供する予定。初夏のイカは小ぶりだが、甘みが強く歯ごたえがいいという。
担当者は「旬の時期にフェアを開催することで魚食の普及を広げ、福岡市の漁業を盛り上げたい」と話している。