
3月に抽選販売されたワークマンの「ゼロステージ半袖Tシャツ」。オンラインストアのレビューには再販を望む声が多く寄せられるほど、デザインと機能性が高く評価されています。
ここでは、「ゼロステージ半袖Tシャツ」の着心地や機能性についてレビューしていきます。
●EXILEとワークマンのコラボモデル
「ZERO-STAGE(ゼロステージ)」は、ワークマンとLDH JAPAN所属のアーティストが共同で開発したブランドです。「ゼロステージ半袖Tシャツ」は、EXILEのTAKAHIROさんがモデルと監修を務めています。
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価格は1500円(材込み、以下同)。現在(5月30日)は完売となっていますが、ゼロステージの「半袖ワークシャツ」や「スラックス」などほかの商品は取り扱っている店舗もあるので、気になる人は公式サイトでチェックしてみてください。
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●動きやすさの秘密はパターン設計にあり
最大の魅力ともいえるのが、パターン設計を採用した動きやすさ。一般的にTシャツは、前身頃と後ろ身頃を脇で縫製した「横割り」仕様と、筒状の1枚生地から作られた「丸胴」仕様に大別できるのですが、ゼロステージの半袖Tシャツはそのどちらにも当てはまりません。
前身頃と後ろ身頃の間に1枚のパーツがあり、それが袖口までつながっているのです。加えて、袖は前後に分割されており、前側がセットイン、後ろ側がラグランという作りになっています。
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このように細かくパーツを分けることで、より立体的かつ動きやすいパターンを構築しているのです。裁断や縫製にコストがかかっているにもかかわらず、1500円で購入できるコスパの高さも、ワークマンならではの魅力です。
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●シワになりにくくケアも簡単
使用している生地は、植物由来原料を一部使用した帝人フロンティアのソロテックスです。ストレッチ性や吸汗速乾性に優れるだけでなく、洗濯後にシワができにくいという形状保持性も備えています。
実際、脱水が完了した時点でシワはほとんどなく、しかも乾きが非常に早いことから、イージーケアという点においてもかなり優秀です。
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●再販希望も納得の着心地の良さ
実際に着てみると、縫製箇所が多いため、縫い代によるゴロつきは多少気になりますが、これはすぐに慣れるでしょう。
ストレッチ性については、ポリウレタンを使用していないのでビヨーンと伸びるほどではありませんが、体の動きに対して適度に伸縮するのでストレスがありません。
汗をかいても生地の裏面はべたつきにくく、乾きも早い方だと感じました。また、汗染みが目立ちにくいのも隠れた長所と言えます。かれこれ1カ月ほど着ていますが、再販を望む声が多く集まっているというのもうなづける出来映えです。
若い職人さんを応援するために立ち上げられた新ブランド「ゼロステージ」。ワークマンもかなりの手応えを感じているようで、今後の展開にも期待したいですね。