「メッツァの夏至祭2025」は6月22日まで 毎年6月に開催される北欧の伝統的な夏祭り「夏至祭」をご存じでしょうか? 今回は、夏至の日までの土、日に週替わりで多彩なイベントを開催する「メッツァの夏至祭2025」をはじめとする、各地の「夏至祭」の概要をまとめました。
その他の画像はこちら
●北欧ではクリスマスと同じくらい重要!
まずは2025年に、「夏至祭」を開催する主なスポットを紹介します。
有料
■FOLKWOOD SAUNA(山梨県北杜市)
開催日:6月21日(土)
イベント名:『FOLKWOOD SAUNA 夏至祭』(5500円)
コンセプト:夏至の夜を祝う一夜限りの特別イベント
内容:オールナイトサウナなど
参加無料
■COMORIVER(埼玉県比企郡ときがわ町)
開催期間:6月1〜30日
イベント名:『COMORIVER エストニア夏至祭』
コンセプト:エストニア政府観光局協力 1カ月を通して楽しめる!
内容:巨大焚き火、エストニアの文化を感じる本館ラウンジなど
■Keitto(大阪府大東市)
開催日:6月21日・22日
イベント名:『Keitto 夏至祭』
会場:morinekiエリア内Keitto全館
コンセプト:ノースオブジェクト主催「北欧の夏のおいしいに出会う」
内容:夏の北欧を感じられるディナーパーティー、北欧スイーツやパンの販売、北欧のケーキをつくるワークショップなど
■メッツァビレッジ(埼玉県飯能市)
日時:5月24日〜6月22日
イベント名:『メッツァの夏至祭2025』
会場:メッツァビレッジ ノルディックスクエアなど
コンセプト:北欧の夏の風物詩となるさまざまな催しをメッツァ流にアレンジ
内容:LiLiCoプロデュース スウェーデンの夏の風物詩「ザリガニパーティー」(有料・6月14日)、かかり火とダンス体験、無料のカルチャープログラム(北欧文化体験)、北欧グルメ・フード、アウトドアをテーマにしたグランピング・BBQ・マーケットイベントなど。期間中は北欧直輸入の雑貨やフードが最大70%オフとなるミッドサマーセールも同時開催
後援:アイスランド大使館、エストニア大使館、スウェーデン大使館、デンマーク大使館、ノルウェー大使館、フィンランド大使館、フィンランド政府観光局(Visit Finland)
北欧ライフスタイル体験施設「メッツァビレッジ」で開催する「メッツァの夏至祭2025」では、昨年に引き続き、入口から約100mの道に渡り、北欧8カ国の国旗をイメージした花冠の装飾「北欧8ヶ国の夏至の花冠ロード」が登場。
初日の5月24日には北欧ゆかりのゲストが「夏至のかがり火」を点火し、火を囲んで誰でも参加できるダンス体験イベントを実施しました。かがり火を囲んでダンスが体験できる「ミッドサマーセレモニー」は6月14日、21日の16時からも開催します(雨天・強風中止)。
さらに、北欧各国の大使館スタッフなどが講師を務める、北欧の夏を知り尽くすカルチャープログラム(無料)を毎週開催します。なお、6月1日は「エストニア『Aigu Om!』DAY、最終日の6月22日は「北欧最新図書 出版記念DAY」です。
また隣接する日帰り入浴施設「宮沢湖温泉 喜楽里別邸」とコラボレーションし、同温泉でオリジナルの湯や白樺アロマサウナ体験が楽しめます。
●「夏至祭」を知ると、じめじめした梅雨が楽しくなるかも!?
北半球では一年で最も昼(日の出から日没まで)の時間が長くなる夏至の日。年によって日付が変わり、今年は6月21日です。
冬の期間が長い北欧の国々では、夏の訪れを祝い、自然や太陽のめぐみを楽しむ祭りとして「夏至祭」を開催します。クリスマスと同じくらい、一年で最も重要な行事のひとつだそうです。
近年は4月、5月でもまるで夏のように暑い日があり、梅雨が始まる6月は今や「夏の中間地点」といった印象です。
だからこそ「これから本格的に始まる暑さの厳しい夏に備える」ため、北欧テイストの華やかなイベントを楽しむのは、なかなか贅沢ではないでしょうか。6月といえば「ジューンブライド」、そして北欧の夏の祭り「夏至祭」と覚えてくださいね。(ななしW)
■Profile
ななしW
ライター。『ムーミン』グッズを集めている