6月4日にカナダ・オタワで開幕するバレーボール女子のネーションズリーグ(VNL)第1週に向け、日本代表16人が30日、成田空港から出国した。
トップチームでの代表デビューとなるチーム最年少の秋本美空(18=姫路)は、「一番下なので、声を出して、試合に出たらチームを盛り上げられるようなプレーをしたい」と意気込みを語った。
12年ロンドン五輪銅メダルの愛さん(旧姓大友)を母に持つ18歳は、東京・共栄学園高2年時以来、2年ぶり2度目の代表選出。2年前は数カ月間合宿に参加した程度で「(先輩は)もう少し怖いのかなと思っていた」というが、5月頭からの合宿を経てすっかりチームに溶け込んだ様子。「みんな優しくて楽しい」と白い歯をこぼした。
オタワで合宿を行い、日本時間5日の午前0時に初戦のオランダ(同9位)戦を迎える。身長185センチの将来のエース候補。海外のトップ選手たちとの初対戦へ「今までは高さで勝負して、国内ではブロックの上からでもスパイクを打てていた。今回は海外の選手と試合するので、自分の高さがどれくらい挑戦できるのか」と、気を引き締めていた。
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