【日本ダービー】「サトノ」の里見治オーナーが悲願の初制覇なるか きさらぎ賞覇者のサトノシャイニングが参戦
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2025年05月30日 18:30 netkeiba

日本ダービー2025に出走予定のサトノシャイニング(今年4月撮影、ユーザー提供:レイナルドさん) 里見治オーナーがサトノシャイニング(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)で、日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)の初制覇を狙う。
「サトノ」の冠名でお馴染みの里見治オーナーは、多くの名馬を所有してきた。JRA・GIはサトノダイヤモンドの16年の菊花賞、有馬記念など6勝。3月の高松宮記念をサトノレーヴが制し、オーナーに久々のGIタイトルを届けたことは記憶に新しい。ただ、日本ダービーに限ると(株)サトミホースカンパニー名義を含め、10頭が出走して未勝利。15年はサトノラーゼンが2着、サトノクラウンが3着、翌16年はサトノダイヤモンドが2着と好勝負を演じたものの、惜しくも勝利を逃している。
今年はサトノシャイニングがエントリーしている。ここまで4戦2勝のキズナ産駒で、24年9月に中京でデビュー勝ち。続く東京スポーツ杯2歳Sは2着だったが、勝ち馬は後にホープフルSを制するクロワデュノールだから、致し方なかったか。その後は休養を挟み、始動戦となった2月のきさらぎ賞を快勝。前走の皐月賞は5着だったが、不利な外枠から積極的な立ち回りで見せ場をつくり、決して悲観する内容ではなかった。迎える今回、主戦の西村淳也騎手が負傷療養中で騎乗できないが、武豊騎手を確保できたのは心強い限りだ。
里見オーナーにとっては23年11着のサトノグランツ以来、2年ぶり11頭目の日本ダービー参戦となる。今年こそはダービーオーナーの称号を得られることを願いたい。
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