欧州大会出場を逃したミラン、アッレグリ氏の就任を発表…2014年以来の“帰還”に
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2025年05月30日 21:05 サッカーキング

ミランでの二次政権となるアッレグリ監督[写真]=Getty Images
ミランは30日、来シーズンの新指揮官としてマッシミリアーノ・アッレグリ氏を招へいすることを発表した。
今シーズン、パウロ・フォンセカ前監督とともに新たな門出を迎えたミランは、開幕するから不安定な戦いが続き、2024年12月末に同監督を解任。セルジオ・コンセイソン監督を招き、スーペルコッパ・イタリアーナを制覇したものの、リーグ戦では8位に終わり、6シーズンぶりに欧州大会への出場を逃している。
かねてより、コンセイソン監督の今シーズン限りでの退任は既定路線と報じられ、29日にミランはポルトガル人指揮官の解任を正式発表。2025−26シーズンからの新監督には、ナポリのアントニオ・コンテ監督やボローニャのヴィンツェンツォ・イタリアーノ監督らの候補が挙がるなか、2010年夏から2014年1月までミランの指揮官を務めたアッレグリ氏の復帰が決定した。
イタリアメディア『スカイスポーツ』は、「アッレグリ氏は2年間の契約に署名した」と報じ、さらにその契約には「1年間の延長オプションが付帯している」と伝えている。
現在57歳のアッレグリ氏は、2004年から監督キャリアをスタートさせると、サッスオーロやカリアリを経て、2010−11シーズンからミランの指揮官に就任。ミランでの初年度にはセリエA制覇を果たしたものの、2014年1月に成績が低迷したことにより退任した。その後ユヴェントスでは、計8シーズン監督を務め、12個のタイトル獲得に貢献している。
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