「呪術廻戦 懐玉・玉折」中村悠一がエンディング考察、永瀬アンナとのジェネギャに動揺

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2025年05月30日 22:31  コミックナタリー

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アニメ「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」の初日舞台挨拶より、左から永瀬アンナ、櫻井孝宏、中村悠一、遠藤綾
芥見下々原作によるアニメ「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」の初日舞台挨拶が本日5月30日に東京・TOHOシネマズ新宿で開催され、五条悟役の中村悠一、夏油傑役の櫻井孝宏、家入硝子役の遠藤綾、天内理子役の永瀬アンナが登壇した。

【画像】「劇場版 呪術廻戦 0」復活上映のキービジュアル

「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」は2023年7月に全5話で放送された、五条悟と夏油傑の過去を描いたTVシリーズの特別総集編。全編の音楽を5.1chサラウンドの劇場環境に合わせて再ミックスし、一部楽曲は劇場版用にリアレンジされている。さらにTVアニメのオープニングテーマをアレンジしたキタニタツヤ「青のすみか (Acoustic ver.)」が主題歌となった。

自身が演じるそれぞれのキャラクターのセリフを披露したのち、ステージに登場したキャスト陣。中村は「再編集したものにどれだけ興味を持ってもらえるのかは蓋を開けるまでわからなかったんですが」と話したうえで「どうでしたか?」と観客に問いかけると、客席からは大きな拍手が聞こえてきた。映画冒頭で上映された「劇場版総集編じゅじゅさんぽ」を観た感想として、櫻井は「この3人(五条、夏油、家入)と一緒に見ている感じを味わえました」と話す。永瀬は五条らが大福を食べるシーンを挙げ、「巷で言われていることを話題に取り上げている様子が、高校生だなって感じがしてうれしくなりました」と語った。

改めて「懐玉・玉折」の5話分を劇場で通して観て、櫻井は「冒頭の夏油の独白が映画的な演出だったんだなと感じました」と振り返る。遠藤は「都度自分の中で消化する時間がないから、あっという間でした」と語った。永瀬は夏油の「一緒に帰ろう」と言うセリフに触れ、「(そういった言葉をかけられるのは)理子ちゃんにとって初めてのことだったと思ったので、劇場版で観ることでより胸がつらくなりました」と述懐。櫻井も「夏油においても天内理子の死は、のちの彼になる大きな分岐点になっている瞬間だと思うので、すごく苦しかったです」と語った。

話題はエンディングシーンにシフトする。卒業式から入学式に遡る形で、さまざまな写真形式のイラストが映し出されたエンディング。中村は五条らの入学時期である2005年頃の写真撮影方法について調べてきたと話し、「ガラケーだとここまで画質はよくないから、普通のカメラとかデジカメっぽいな……」とスクリーンに映し出されたエンディングのカットと照らし合わせて推測。中村、櫻井、遠藤がフィルムカメラで自撮りをしていたかどうかといった話に花を咲かせていると、永瀬は「自撮りモードみたいなものはないんですか?」と質問を投げかける。そのジェネレーションギャップに対して、中村は「自撮りはできるけど確認が不可能なんんだよ」と動揺しつつもしっかりと説明をしていた。

その後、「劇場版 呪術廻戦 0」にて乙骨裕太役を演じた緒方恵美からのビデオメッセージが上映される。緒方の口からは「劇場版 呪術廻戦 0」の復活上映と新たなキービジュアル、本予告の公開が告げられた。緒方は「里香ちゃん応援上映があったらいいねみたいなことを冗談で言っていたんですが(笑)、観てくださっている皆様から『もう一度スクリーンで観たい』というお声をいただいたそうで。本当にありがとうございます」とファンへ感謝を述べる。キービジュアルについては「胸にも背中にも里香ちゃんがいて、だいぶ重い感じがしている」と話し、「乙骨が抱えているいろんなものを再認識しました」と語った。

イベントの最後には各キャストが一言ずつ挨拶する。永瀬は「つらいシーンが多かったけど楽しい思い出もたくさんあったことを感じました」、遠藤は「新たな彼らの日常を見ることができて、泣けてきて大変でした」と述懐。櫻井は「彼らのキラキラした思い出も詰まっているんだなと感じました」と話し、中村は「これを見ると夏油という人間がただの敵役ではないことがわかると思います。(『呪術廻戦』を)観たことがない人にもオススメしていただけたら」と伝え、イベントは閉幕した。

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