アル・ヒラルがB・フェルナンデスに巨額オファーを提示か…3年総額387億円提示で回答期限は6月2日とも

　マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスは、サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ヒラルのターゲットとなっている。30日、イギリス『デイリーメール』が報じた。

　ブルーノ・フェルナンデスは、2020年1月にスポルティングからマンチェスター・ユナイテッドに加入すると、チームの中心選手としての地位を確立。ここまで公式戦290試合に出場し、98ゴール87アシストを記録している。

　今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドは、苦戦を強いられ、プレミアリーグでは15位に低迷。UEFAヨーロッパリーグでは決勝に進んだものの、トッテナムに0−1で敗北を喫した。

　指揮官のルベン・アモリム監督はキャプテンを務めるブルーノ・フェルナンデスへの信頼を強調しており、クラブの残留を願っているものの、同選手の去就は不透明となっている。

　『デイリーメール』はブルーノ・フェルナンデスの代理人を務めるミゲル・ピニョ氏が29日にアル・ヒラル首脳陣と会談を実施したと報道。同クラブは、ボーナスや契約金を含め、3シーズンで総額2億ポンド（約387億円）のオファーする用意があるとも伝え、その解答期限が6月2日までとなっているようだ。さらに同選手が契約内容に同意すれば、アル・ヒラルはマンチェスター・ユナイテッドに対して1億ポンド程度（約193億円）の移籍金でアプローチする予定だという。

　またイギリス人ジャーナリストのベン・ジェイコブス氏も「アル・ヒラルと選手側の会談は生産性のあるものだった」と報じている。昨年夏にマンチェスター・ユナイテッドと契約延長を果たした同選手の現行契約は、2027年6月までだが、どのような決断を下すのか。今後の動向に注目だ。