リヴァプール加入が決定したフリンポン [写真]=Getty Images リヴァプールは30日、レヴァークーゼンからオランダ代表DFジェレミー・フリンポンが完全移籍にて加入することを発表した。
プレミアリーグ連覇を目指すリヴァプールが、退団したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの後釜を確保した。契約期間は長期契約と発表されているが、イギリスメディア『BBC』によると、2030年6月30日までとなる5年契約を締結した模様で、リヴァプールは3500万ユーロ(約57億円)に設定されていた契約解除条項を発動して獲得に漕ぎつけたようだ。
現在24歳のフリンポンはマンチェスター・シティの下部組織出身で、セルティックを経て2021年1月にレヴァークーゼンへ加入した。程なくして主力に定着すると、4年半で公式戦通算190試合に出場し30ゴール44アシストをマーク。シャビ・アロンソ前監督(現:レアル・マドリード)の下では右ウイングバック(WB)を主戦場とし、2023−24シーズンには二桁ゴール二桁アシストを記録する大活躍で、ブンデスリーガ無敗優勝とDFBポカール制覇に貢献した。
リヴァプール加入が決まったフリンポンは、クラブ公式サイトを通じて次のように喜びを語っている。
「とてもスムーズに進んだ。リヴァプールが興味を示してくれたので、当然のことながら、僕は迷うことなく決断した。僕にとっては『君たちが何をしようととにかくやり遂げろ』という感じだった。代理人にも『とにかくやり遂げろ』と言っていた」
「リヴァプールファンの皆、これから全力を尽くして、エネルギーと仕事量を注ぎ込んで、ともに勝利を掴み取り、ともに喜び、すべてを一緒に成し遂げられることを願っている。ここに来られて本当に嬉しく思っている。受け入れてくれて感謝しているし、皆を失望させないし、皆が望んでいるエネルギーを届けたいと思う」