



「バイト終わったら会えなくて寂しいな〜。今度どっか遊びに行こ? 連絡先教えてよ!」そんなふうに言われて、私は喜んで電話番号を交換しました。しかし翌週になって電話してみると、先輩には素っ気ない対応をされてしまいます。



若くて単純だった私は、先輩の社交辞令を真に受けていました。今でも思い出すだけで恥ずかしくなります。そして現在、私はママ友同士でよく交わされる社交辞令にも慣れました。けれどひとつだけ、迷っている出来事が……。


私は社交辞令を真に受けてとても傷ついた経験があります。バイトは短期間ではあったものの、先輩とは本当に友達になれたと思っていました。なのに相手にしてみたらただの社交辞令でした。自分は好意を持っていても、相手はそうじゃなかったという現実がとても悲しかったのです。
だからママ友同士の関係では、相手の言葉が社交辞令かどうかをちゃんと見極めるようにしています。ただやっぱり社交辞令の判断がつかないときがあって……。たとえば今役員を一緒にやっているママ友は、別れぎわに毎回「今度ランチに行こう」と言うのです。このママ友とは過去に1度、役員数人でランチに行ったことがあります。もう1年も言われつづけているのだから、さすがにこれは真に受けてもいいですよね?
【後編】へ続く。
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