ブラジル女子代表との初戦に敗れたなでしこジャパン [写真]=Getty Images 国際親善試合が30日(日本時間31日)に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)はブラジル女子代表と対戦した。
史上初となる外国人指揮官ニルス・ニールセン監督の下で再出発を切ったなでしこジャパンは、初陣となった2025 SheBelieves Cupで初優勝を成し遂げると、先月に行われたコロンビア女子代表との親善試合は1−1と引き分けたものの、ここまでの4試合を3勝1分けで無敗を維持している。
そんななか、今回の活動ではブラジル遠征に臨んでいるなでしこジャパンはブラジル女子代表と対戦。長谷川唯がコンディション不良のため不参加となっているなでしこジャパンのスタメンには、熊谷紗希や南萌華、田中美南、長野風花、谷川萌々子などが名を連ねた。
試合は11分、 藤野あおばがDFラインの裏へスルーパスを送ると、抜け出した田中が飛び出してきたGKを交わしてペナルティエリアの外からガラ空きのゴールへと左足で流し込んだ。しかし、オンフィールドレビューの結果、直前のプレーでペナルティエリア内で南萌華のファウルがあったとして先制点は取り消され、一転してブラジル女子代表にPKが与えられたものの、ケロリンのシュートは枠を外れてスコアは動かなかった。
その後、28分に前線で田中がキープできずにボールを奪われた流れから、ドゥジーニャに持ち運ばれると、ペナルティエリア手前の左から左足で豪快な一撃を決められ、先制点を許した。さらに、42分にはドゥジーニャのシュートを一度はGK山下杏也加が防いだものの、弾いたところを再びドゥジーニャに押し込まれ、2点差に広げられた。
後半に入り、55分にはケロリンにも追加点を奪われると、66分にはハンドから得たPKのキッカーを長野が務めたものの、GKロレナにセーブされて得点には至らなかった。
89分には籾木結花のパスから清家貴子がゴールを決めて1点を返したものの、反撃はここまで。試合はこのまま終了し、1−3で敗れたなでしこジャパンはニールセン監督体制での初黒星を喫している。なお、今回の活動ではブラジル女子代表との2連戦を予定しており、次戦は6月2日(日本時間3日8時キックオフ予定)に開催される。
【スコア】
なでしこジャパン 1−3 ブラジル女子代表
【得点者】
0−1 28分 ドゥジーニャ(ブラジル女子代表)
0−2 42分 ドゥジーニャ(ブラジル女子代表)
0−3 55分 ケロリン(ブラジル女子代表)
1−3 89分 清家貴子(なでしこジャパン)
【動画】反撃の1点を決めた清家貴子
[速報] #清家貴子 反撃の1点をもぎ取る!
国際親善試合⚽️
ブラジル女子代表🇧🇷 vs #なでしこジャパン🇯🇵
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/#籾木結花 のスルーパスに反応した清家が抜け出しシュート💥
GK #ロレナ が触れるもそのままゴールへ吸い込まれる
\@jfa_nadeshiko#アベマでなでしこ— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) May 31, 2025