
国際航空運送協会(IATA)は、第81回IATA年次総会(IATA AGM)と世界航空輸送サミット(WATS)を、6月1日から3日までインド・デリーで開催する。
IATAに加盟する世界300社以上の航空会社のトップや政府高官、サプライヤー、メディアなど1,700人以上が集まり、航空業界をとりまくあらゆるテーマについて議論する。ホスト航空会社はインディゴが務める。インドでの開催は2回目で、42年ぶり。
6月4日の年次総会では、ナレンドラ・モディ首相による基調演説を予定している。インドでは、航空産業が369,700人の直接雇用、56億米ドルのGDPを創出している。間接効果や観光業を含めると、770万人の雇用や536億米ドルのGDPに貢献している。
WATSでは、航空業界の財務見通しやエネルギー安全保障、再生可能エネルギー、持続可能な航空燃料(SAF)の生産といった、航空業界が直面している主要な問題が取り上げられる予定。
IATAは、世界の航空交通量の80%以上を占める、約350社の航空会社で構成される業界団体。
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