2本塁打を放ったドジャース・大谷翔平(写真=GettyImages)○ ドジャース 8−5 ヤンキース ●
<現地時間5月30日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間30日のヤンキース戦に「1番・指名打者」でフル出場。現地15日のアスレチックス戦以来となるマルチ本塁打を記録し、チームの逆転勝利に貢献した。
昨季ワールドシリーズの再戦となった今カード初戦は、昨季両リーグのMVPに輝いた2人のアーチで幕を開けた。ドジャースは初回にアーロン・ジャッジの19号ソロで先制を許すも、直後の1回裏に先頭の大谷が左腕フリードの初球を叩いて21号同点ソロ。試合後、現地放送局のインタビューに答えた大谷は、「もちろん両チームにとって良いスタートになったと思うので、試合全体通して良いゲームになった。勝ち負けははっきりしますけど、全体通して両チームとも素晴らしいゲームだったと思います」と振り返った。
4月中旬に‟父親リスト”に入って一時離脱するも、5月に入ってから26試合で自己・球団ともに最多記録に並ぶ月間15本塁打をマーク。長女誕生が好調の要因になっているのか、という質問には「生活のリズムにも慣れてきてますけど、まだシーズンの半分もいってないので。一戦一戦を大事にしながら、また明日切り替えて連勝できるように頑張りたいと思います」と答えた。
飛躍を続ける打者・大谷に対し、投手復帰への思いについて問われると、「明日ライブBPがある予定なので。ゲームがもう終わってますし、今はもう明日のライブBPに向けて、しっかりコンディションを整えたいと思っています」と話した。復帰時期については、「アンドリュー(・フリードマンGM)に聞いてくれれば。僕はちょっとわからないので、GMに聞いてください」と笑顔で返した。
ドジャースはヤンキースに一時リードを許しながらも、大谷の22号ソロを皮切りに逆転勝利。好調な戦いぶりを見せている加入2年目シーズンについて、「去年優勝できましたし、また連覇に向けて今年もみんな高い目標を持って頑張っているので。それに刺激されて、自分自身も良いパフォーマンスが出ているのかなと思います」と手応えを示した。