ジェコ(左)とタディッチ(右)がフェネルバフチェ退団 [写真]=Getty Images フェネルバフチェは30日、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ、および元セルビア代表MFドゥシャン・タディッチが契約満了により退団することを発表した。
現在39歳のジェコは、ヴォルフスブルクやマンチェスター・シティ、ローマ、インテルなどでプレーし、2008−09シーズンのブンデスリーガ優勝や2度のプレミアリーグ制覇などに貢献した。2023年夏からフェネルバフチェに加入し、昨季はスュペル・リグで21ゴール、今季も14ゴールを記録して衰え知らずの得点力を見せていた。
トルコ人記者のエクレム・コヌル氏によると、フリーとなるジェコの獲得については、サウジアラビアやイタリアのクラブ、ハイドゥク・スプリト(クロアチア)などが関心を示しているようだ。
一方、現在36歳のタディッチは母国のヴォイヴォディナ・ノヴィ・サドでデビュー後、フローニンゲンやトゥウェンテ、サウサンプトンなどでプレー。2018年夏に加入したアヤックスでは司令塔として活躍し、3度のエールディヴィジ制覇や2018−19シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝進出などに貢献した。2023年夏からフェネルバフチェに加入し、2シーズン連続で2桁ゴール2桁アシストを記録していた。
11月に37歳となるタディッチも現役続行へ。トルコメディア『Fanatik』などによると、古巣アヤックスがタディッチの復帰を画策しているようだ。