5月31日、パソコン工房 秋葉原パーツ館がGeForce RTX 5090搭載グラフィックスカードの店頭単品販売を始めた。
●「何かしらはあるという状況になりつつあります」――GeForce RTX 5090カードの現在地
1月30日の販売開始時の騒動後、GeForce RTX 5090カードの入手性が徐々に改善されるようになり、複数のショップが購入数制限や会員限定などの条件をつけながら通常販売に切り替えるようになってきた。それでも騒動の発端となった同店は慎重な姿勢を維持し、抽選販売を続けてきた。それだけに今回の切り替えの意義は大きい。
当日に在庫が確認できたのはギガバイトの「GeForce RTX5090 GAMING OC 32G」で、価格は49万9800円だった。
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同店は「型番指定でなければ、何かしらのモデルがあります、という状況になりつつあります。潤沢というわけではありませんが、GeForce RTX 5090で一式組みたいということでしたら見積もりもできますよ」と語る。
入り口の立て看板には「GeForce RTX 5090 好評発売中」の文字が大きく躍っており、左下には「転売目的お断り」とある。RTX 5090カードに限らず、アキバのパーツショップでよく見かける光景となってしまった文言だ。
●オリオスペックがオリジナルのRTX 5090水冷エディションを販売スタート
GeForce RTX 5090関連では、もう1つ話題がある。オリオスペックが、今週から水冷ブロックを取り付けたオリジナル商品の取り扱いを始めている。
ZOTACの「ZOTAC GAMING GeForce RTX 5090 SOLID OC」をベースに、Alphacool製の2スロット厚の対応ブロック「ACool Core Geforce RTX 5090 Solid+AMP with backplate」を取り付けたもので、価格は49万8900円となる。
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納期は、注文から1週間程度での出荷が目安になるとのことだ。メーカーサポート外の改造作業になるため、保証はオリオスペックによる3カ月となる。
なお、同店では「ACool Core Geforce RTX 5090 Solid+AMP with backplate」だけでなく、「ROG Astral RTX 5090用」や「TUF RTX 5090用」、「Palit RTX 5090 GameRock/Gainward RTX 5090 Phantom用」の単品販売も行っている。価格はいずれも4万2800円だ。
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