【ラグビー】リーグ５位神戸が初ＰＯで３位　２位埼玉を22―17で撃破…落雷中断ハプニングも

＜ラグビー・リーグワン：神戸22−17埼玉＞◇プレーオフ3位決定戦◇31日◇東京・秩父宮ラグビー場◇観衆8151人

リーグ5位のコベルコ神戸スティーラーズ（神戸）が、初のプレーオフ（PO）を3位で終えた。

3位決定戦で、同2位の埼玉パナソニックワイルドナイツ（埼玉）に22−17で勝利。前週の東芝ブレイブルーパス東京（BL東京、同1位）との準決勝では敗れたが、最終戦を白星で締めくくった。

前半3分にSOブリン・ガットランド（30）のPGで先制。20分にガットランドがトライを決めて、8−0とリードした。

直後に落雷の可能性で試合が中断。再開後に1点差に迫られたが、39分にフランカーのワイサケ・ララトゥブア（27）のトライで追加点。15−7とリードして前半を折り返した。

後半20分に相手SO山沢京平（26）のPGで逆転を許すが、25分に途中出場のヴィリー・ポトヒエッター（23）がトライ。22−17とリードを奪った。残り1分でトライライン1メートルまで迫られたが、相手のノックフォワードを誘い、逃げ切った。

今季は10勝8敗で、上位6チームに拡大されたPOに進出。準々決勝では同4位の静岡ブルーレヴズ（静岡）を破っていた。

6月1日には東京・国立競技場で決勝が行われる。昨季王者のBL東京と、2季ぶり優勝を狙うクボタスピアーズ船橋・東京ベイ（東京ベイ、同3位）が頂点をかけて争う。【飯岡大暉】