「こんな部屋になりました」　3人家族で27坪の狭い家、“捨て活”でリセットしたら……　「良すぎる」「めちゃくちゃ素敵」　目からウロコな工夫に反響

　3人家族が暮らす“平屋一戸建て”の全部屋ルームツアーが、YouTubeで「お家もお庭も本当に素敵」「とても参考になりました」などの反響を呼んでいます。片付け＆捨て活の工夫がいっぱいのおしゃれな家……！

【画像】高級旅館のような娘さんの部屋

約27坪のナチュラルな平屋

　動画を投稿したのは、こだわりの自宅や日々の暮らしについて発信しているYouTubeチャンネル「hiraya2015」（@hiraya2015）。木の質感を生かした築10年の一軒家で、夫婦と娘の3人で住んでいます。

　27坪弱の自宅の全ての部屋を巡るルームツアーの動画となっていて、築10年の点検を受けるにあたり、家中を片付けて“新生活リセット”をしたといいます。

　片付けに取り組む前に不要なものを処分したそうで、ものがたくさんあると整理整頓が大変ですが、“捨て活”した後に片付けをすれば格段に作業量が減るといいます。また、過去によく使っていたものでも思い切って手放すと、“今好きなもの”だけの空間になるためとても居心地が良いそうです。

大きな窓で四季を感じるリビングダイニング

　最初に披露したのは、庭に面した大きな窓が目を引くLDK。床材や窓枠、キッチンカウンター、家具などは全て同じトーンのナチュラルな木材で統一されており、とてもまとまりのあるインテリアになっています。家を建てる際は木材の色味にとても悩んだそうですが、自然な色味のオークにして正解だったと語ります。

　また、窓は“透明窓”にこだわっており、庭に面した大窓のおかげでリビングに閉塞感は一切ありません。この地方にしてはかなりコンパクトな家だそうですが、それを感じさせない開放感のある作りになっています。窓のそばには折りたたみチェアを設置してあり、季節ごとに変化する庭を眺めることができます。

　カウンターキッチンの側面はウッドデザインになっており、リビング側のインテリアにしっかりなじんでいます。キッチン周りの収納は作り付けの造作家具なので、地震などで倒れる心配がない点もポイント。デッドスペースがないため、効率良く食器などをしまえるそうです。

　また、キッチンの勝手口からは直接庭に出ることができ、庭に置いたテーブルと椅子でごはんを食べることもあるのだとか。キッチンからはリビングとその奥にある娘さんの部屋（和室）までを見渡すことができ、家族のコミュニケーションが円滑にとれそうですね。

和の魅力たっぷりの和室＆玄関

　リビングと接する6畳の和室は、4月に中学生になったばかりという娘さんの部屋。籐の椅子や低めの円卓、雪見障子など“和”を感じるアイテムで統一されており、まるで旅館の一室のような落ち着きがあります。籐の椅子はホームセンターでリーズナブルに購入できたそうですが、とても高級感がありますね。

　押し入れはプチリフォームしてあり、上段には本やぬいぐるみといった娘さんの私物がきれいに並んでいます。そして下段には、なんと就寝スペースが。セミシングルショートのベッドフレームとマットレスがぴったり収まったそうで、夜寝るのではなくちょっとしたお昼寝用に使っているのだそうです。

　茶室のような“和”のテイストがすてきな玄関には、その季節に応じた木彫りの置物やてぬぐい、植物を飾っています。玄関は広めに作ってあり、土足部分には座って休んだり宅配の荷物を仮置きしたりできる木のベンチを設置。投稿者さんは自宅でピアノ教室を開いているため、生徒の保護者がこのベンチで待つことができるようになっています。

　このほか、動画内では土間収納や洗面所、お風呂場、ピアノ教室用の音楽室、家族3人の寝室などをひとつひとつ紹介。どのコーナーにも暮らしやすさを追求する工夫が詰まっており、バリエーション豊かな照明にもこだわりが感じられます。

おしゃれで暮らしやすい家に憧れる声

　参考になる情報満載のルームツアー動画に、YouTubeのコメント欄では「お家もお庭も本当に素敵です」「とても参考になりました。私も頑張ります！」「和室エリアが良すぎる件」「めちゃくちゃ素敵です。照明に癒されます」といった反響が寄せられています。