『RIZIN WORLD SERIES in KOREA』クォン・ヨンチョルvs.三浦孝太(C)RIZIN FF ■『RIZIN WORLD SERIES in KOREA』(5月31日/ソウル・パラダイスシティ)
全試合終了後に榊原信行CEOの総括会見が行われ、第3試合でクォン・ヨンチョルに1ラウンドTKO負けし、4連敗となった三浦孝太に対して厳しくも熱いエールを送った。
【インタビュー動画】榊原CEO、4連敗の三浦孝太に厳しくも熱いエール「5連敗する勇気を持って」 三浦のMMAをデビューから2連勝したものの、2023年5月にYA-MAN、同年大みそかに皇治、24年大みそかに冨澤大智に敗れて3連敗。トンネル脱出のため、タイでONE前フェザー級キックボクシング王者のタワンチャイと練習したが、クォン・ヨンチョルの強烈な打撃を受けて動きが止まり、1ラウンドでレフェリーが試合を止めた。
これで4連敗となったものの、三浦は試合後インタビューでは「負けたのでいろんなことをいっぱい言われると思いますけど、自分は格闘技が大好きだし、応援してくれてる人がいるので、諦めずにしっかり次に勝てるまで頑張ろうと思います」と下を向かず力強く決意を述べた。
榊原CEOは「4連敗して孝太の心が折れてるんだったら、そこまでの選手だと思います。でも、人生は長いんで4回負けても次に4回勝てばいい話ですから。気持ちが折れない限り、諦めない限りはチャンスはあるので、孝太にもチャンスはあります。でも、そのチャンスを生かすには何が足りないか、孝太が自分自身で反省して、見直して、足りない部分を補うために本当に血のにじむような努力をする必要があると思います」と三浦の覚悟を問いかけた。
そして「RIZINに、5連敗する勇気を持って勝ちに来てほしい」と、自身の著書のタイトルにもしている信念『負ける勇気を持って勝ちに行け!』を三浦に送った。
三浦は日本人格闘家で最多インスタグラムフォロワー数(255万人)を誇り、韓国でも人気爆発中で、大会前には多くのメディアの取材を受けてRIZINのプロモーションに大きく貢献した。マーケティングとしての価値だけではなく、ファイターとしての価値を証明して次のチャンスを掴むことができるのか。
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