インテル、CL決勝で“ゲン担ぎ”のサードキットを着用へ…全会一致で今季CL2戦2勝のイエローを選択

　インテルは、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝のパリ・サンジェルマン（PSG）戦でイエローを基調としたサードユニフォームを着用する予定だ。28日、イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

　今シーズンから新フォーマットが導入されたCLで、リーグフェーズを4位で突破したインテルは、準々決勝でバイエルン、準決勝ではバルセロナを下し、2022−23シーズン以来となる決勝進出を果たした。

　決勝トーナメントの組み合わせ上、決勝ではPSGがホーム扱いとなるため、ネイビーを基調としたホームユニフォームを着用する。一方、アウェイ扱いのインテルは、青黒のホームユニフォームが使用できず、白のセカンドか黄色のサードユニフォームのいずれかを選ぶ必要があった。

　『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じたところによると、インテルは黄色のサードユニフォームの着用を決定。そして「サードユニフォームの着用は、選手たちの全会一致で決まった」とも伝えている。これは“ゲン担ぎ”の意味合いが強く、実際にサードキットで臨んだリーグフェーズ第7節のスパルタ・プラハ戦（〇1−0）と決勝トーナメント・ラウンド16セカンドレグのフェイエノールト戦（〇2−0）では勝利を収め、白のセカンドユニフォームを着たリーグフェーズ第6節レヴァークーゼン戦では、0−1の敗北を喫している。

　2022−23シーズンのCL決勝でマンチェスター・シティに敗れたチームから多くの主力選手が残るインテル。その悔しさを晴らし、2010年以来のビッグイヤーを掲げることはできるのか。

　注目のPSG対インテルCL決勝は、日本時間6月1日4時にキックオフを迎える。