
ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
40歳・年収850万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は大阪府に住む40歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。家族構成
本人、妻(38歳)金融資産
世帯年収:本人850万円、配偶者0円世帯金融資産:現預金150万円、リスク資産357万円
リスク資産の内訳
・投資信託:87万円・日本株:170万円
・米国株:90万円
・FX:10万円
積立投資実績
(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)・Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型):2024年から
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/新NISA:2024年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/新NISA:2024年から
2024年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
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投稿のあった2025年5月時点の運用実績については、Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)で「元本約24万円→運用益込24万5871円」、オール・カントリーで「元本約31万円→運用益込31万7502円」と利益が出ている一方で、S&P500では「元本約31万円→運用損益込30万6667円」と損失が出ている様子です。
総じて「トランプショック前までは順調に利益が出ていて最大約20%のプラスだった」そうですが、「トランプショックで株価が暴落した際に、(最大)マイナス10%まで含み損が拡大した」と説明。
その際は「売却して手放そうという気持ちになりました。しかし、積立投資は長期的な視点で実施しているため、苦しかったものの、踏みとどまることができました」と打ち明けます。「最近は、ほぼプラスマイナスゼロの付近まで戻ってきた印象」とのことです。
40歳・年収850万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「定期預金に入れておくよりも、お金を増やせる可能性を感じました」とコメント。
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つみたて投資枠の「限度額到達後、もしくは更に投資に回せる余裕が出た際には、成長投資枠で日本や米国の高配当株をスポット買いして、(そちらも非課税の)限度まで購入」予定とのこと。
これから積立投資を始める人へのアドバイスを伺うと、「まずは積立投資する目的を明確にすることです。周りがやっているから、流行っているから、などの理由では弱いため、投資をすることで自分自身がどうなっていたいかのビジョンを、明確にしておくことが重要」と呼び掛けておられました。
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
(文:あるじゃん 編集部)