紀藤正樹弁護士が1日までにX(旧ツイッター)を更新。元タレント中居正広氏(52)の代理人弁護士が30日に声明を発表し、これに対し、被害女性の代理人が同日「女性Aに対するさらなる加害(二次加害)に他ならない」と抗議のコメントを出しているニュースに言及。紀藤氏は「戦線が拡大。守秘義務解除の条件は正当事由。女性側の反論が許される事態」とポストした。
中居氏側は30日の声明で中居氏が1月9日に公式サイトでコメントを発表する際、事前に相手女性側の代理人に当該コメントの文案を示したところ、修正が入り、守秘義務を尊重する観点から受け入れ、その結果、中居氏本人の本来の意図が伝わらず、誤解を招きかねない文章になったなどと指摘。これに対し、被害女性の代理人は「事実と異なるものであり、看過できないと考えております」と反論。さらに「報道機関に公表する文書において、あえて中居氏がこのような言及を行ったことは、女性Aに対するさらなる加害(二次加害)に他ならない」と批判した。
紀藤氏はこの問題をめぐって、中居氏の代理人弁護士が5月23日に第三者委に対し音声データなどの資料の開示を再要求(12日に中居氏側が最初の要求、22日に第三者委が事実認定は適切と回答)を行った際にも「次の一手が今回の再要求だと、次も第三者委員会の三行半の回答が予想される」とポスト。中居氏側は2回目の要求時、28日までに再回答の期限を切っていたが、回答はなく、30日に再々要求。紀藤氏は再々要求のニュースにも「ガン無視対応に再要求してもかえってマイナスでは。次の一手に決め手を欠く」とポストしていた。
中居氏側の再々要求をめぐり、被害女性側は30日に「女性Aに対するさらなる加害(二次加害)に他ならない」としており、紀藤氏は「戦線が拡大」と表現。「守秘義務解除の条件は正当事由。女性側の反論が許される事態」との見方を示した。
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