DeNA・松尾汐恩、盗塁阻止に適時二塁打と攻守に躍動!「ボール球でもいいやというくらいの気持ちが良かった」と配球に手応え

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2025年06月01日 08:11  ベースボールキング

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DeNA・松尾汐恩(写真:萩原孝弘)
 ジリジリとした展開のゲームに勝利したベイスターズ。中でも悪天候のなか粘り強く投げ続けた投手陣をリードし、盗塁も2回阻止。打ってもタイムリー二塁打と気を吐いた松尾汐恩の活躍が光った。



 雨の影響で試合開始が40分遅れた中でマウンドに上った石田裕太郎は、いきなり先頭にフォアボールを与える嫌なスタート。しかし一死から三振を奪い、走ってきたランナーを松尾が刺し無失点で切り抜けた。その裏には4番・牧秀悟のタイムリーで先制すると、松尾も一塁線を破るツーベースで2点目を追加した。その後はいまいち調子の上がらない石田を丁寧にリードし、5回にも再び盗塁を阻止。代わった坂本裕哉、ローワン・ウィックもランナーを許すなか、時にはインサイドを強気で攻めるなど臨機応変なリードで勝利に貢献した。



 松尾も「勝負どころでのインサイドであったり、行くとしたらここ、ボール球でもいいやというくらいの気持ちが良かったと思いますね」と腹をくくったリードに手応え。バッティングも「コースなりに自分のバッティングをというところを、しっかりとできた」と逆方向への一打に胸を張った。



 三浦監督も盗塁阻止に「相川コーチといつもやっている事の成果が出ていますよね」と高評価。続けて「まだまだ覚えていかないことはいっぱいあります」と前置きしながらも「マスクを被る回数、イニングが増えた中でね、色々勉強しながらやってますよ。考えて、ベンチとの連携も少しずつ取れるようになってきました。自分の出た時はできることを必死でやってくれてます」と総合的なレベルアップを感じ取っていた。



 3年目プロスペクト捕手が引っ張った好ゲーム。これからも新しい戦力が横浜を盛り上げていく。



取材・文・写真:萩原孝弘

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