<女子日本代表広報リポート 第1回>
バレーボール女子日本代表チーム帯同広報がお届けする「女子日本代表広報リポート」が、今年もスタートしました。坂本藍風広報が、ネーションズリーグ(VNL)から世界選手権まで代表チームに密着。舞台裏や秘話を交えながら、選手情報やトピックを不定期連載でお届けします。
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フェルハト・アクバシュ新監督の下、3年後のロサンゼルスオリンピック(五輪)でメダルを目指すバレーボール女子日本代表の戦いが始まりました。今週から「女子日本代表広報リポート」もスタート。不定期での連載となりますが、よろしくお願いします!
今年は35人の日本代表が選出され、5月上旬からナショナルトレーニングセンターで合宿が行われています。練習が終われば、体育館に楽しそうな笑い声が響きます。初選出組も多い中で、チームの雰囲気は◎。全員がコミュニケーションを大切にしていることもあり、メリハリを持って合宿が行われています。
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アクバシュ監督はチームが始動したその日に言っていました。「コミュニケーションが特に大事」と。それから3週間。石川真佑キャプテン(25)にどのようなチームを作っていきたいか聞いてみると…「メンバーが変わっていくことも多いと思うので、しっかりコミュニケーションを取りながらいい雰囲気でチームがうまく回っていればいいと思っています」。早くも指揮官の思いが、チーム全体に浸透している様子です。
5月22日には、報道陣に向けたキックオフ会見後に全体ミーティングが開かれ、アクバシュ監督からカナダ合宿のメンバー発表が行われました。アウトサイドヒッター深沢めぐみ選手(22)は、代表初選出ながらメンバーに選ばれました。その心境を聞いてみると…「身の引き締まる思いです。チャレンジしていきたい気持ちもあるけど、勝たないといけないから責任持って行かないといけないと思っています」と覚悟を示してくれました。
メンバーは主将の石川選手をはじめ、今季はイタリアリーグで研さんを積んだセッターの関菜々巳選手(25)、2年ぶりに代表に選ばれた期待の星、秋本美空選手(18)ら16人に絞られました。6月4日に開幕するVNL第1週カナダ大会に向け、チームはオタワに向かいます。
アクバシュ新監督率いる新生バレーボール女子日本代表。今年もその活躍に目が離せません。温かい応援をよろしくお願いします!
◆坂本藍風(さかもと・あいか)1999年(平11)11月8日、東京都西東京市生まれ。小学生からテニスを始め、高校ではサッカー部のマネジャーを経験。現在は番組制作会社に勤務。現在日本バレーボール協会広報チーム撮影班として女子日本代表チームに帯同し、選手たちの日々の様子を撮影中。
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