東京NBが楠瀬直木監督の就任を発表 [写真]=WE LEAGUE 日テレ・東京ヴェルディベレーザは1日、楠瀬直木新監督の就任を発表した。
2024−25 SOMPO WEリーグで初優勝を果たした東京NBは、最終節の翌日に松田岳夫監督の退任を発表していた。その後任として、かつて三菱重工浦和レッズレディースをWEリーグ連覇に導いた楠瀬氏が就くことになった。
現在61歳の楠瀬氏は、現役時代に読売クラブなどでプレーし、2003年〜2009年にVERDY S.S小山ジュニアユース、2010〜2011年に東京ヴェルディユースで監督も務めた。その後はFC町田ゼルビアで強化・育成統括本部長などの要職を歴任し、U−17日本女子代表などでも指揮を執った。
2020年に浦和のユース監督に就任すると、2021年からは同クラブのトップチームを指揮。就任1年目は皇后杯、2年目はWEリーグとリーグカップの2冠、3年目はWEリーグ連覇とAFC女子クラブ選手権2023との2冠を達成した。2024−25シーズンはリーグ戦最終盤まで東京NB、INAC神戸レオネッサと優勝を争っていたものの、AFC女子チャンピオンズリーグで準々決勝敗退に終わり、3月に同クラブを退任していた。
楠瀬監督は就任に際し、東京NBのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。
「日テレ・東京ヴェルディベレーザ関係者の皆様、サポート企業様、ホームタウンの皆様、ファン・サポーターの皆様、新シーズンより日テレ・東京ヴェルディベレーザの監督を務めさせていただきます楠瀬です。約10年ぶりに緑のジャージに袖を通す事が出来る事に、感謝の思いと緊張感で一杯です」
「昨シーズン、見事優勝された日テレ・東京ヴェルディベレーザを指揮する事は、それ以上の成果を求められる事だと理解しております。最大限の情熱と覚悟を持って取り組み、より一層愛されるチームとなるよう努力を惜しまず邁進して参ります。よろしくお願い致します」