2本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ(写真=GettyImages)○ ドジャース 18−2 ヤンキース ●
<現地時間5月30日 ドジャー・スタジアム>
ニューヨーク・ヤンキースが昨季王者ドジャースとの敵地3連戦を負け越し。アーロン・ジャッジ外野手(32)が2本塁打を放つも、空砲に終わった。
ヤンキースは先発右腕ウィル・ウォーレンが2回投げ切れず7失点と炎上。2番手左腕ブレント・ヘッドリックもドジャース打線の勢いを止められず、2回終了時点で0対10と大量点差をつけられる展開となった。それでも4回表、先頭のジャッジがドジャース先発の右腕ナックが内角へ投じた初球フォーシームを捉え、2戦連発の20号ソロ。反撃の狼煙を上げる一発を放った。
しかし5回裏、4番手右腕マーク・ライターJr.がマンシーにこの試合2発目となる6号3ランを被弾するなど4失点。7回裏には守護神の右腕ルーク・ウィーバーを調整登板で起用するも、パヘスに10号ソロを浴びた。1対15で迎えた8回表にもジャッジが21号ソロを放ったが、試合通して主砲の本塁打による2得点のみに終わった。
大勢の決した8回裏には野手登板のパブロ・レイエスが3点を失い、現地10日のアスレチックス戦で喫した11失点を大きく上回る今季ワーストの18失点。16点ビハインドの9回表には、同じく野手登板のキケ・ヘルナンデスの前に無得点に終わり、8カードぶりの負け越しが決まった。
ジャッジは前日のカード初戦でも19号本塁打を放ち、この試合では今季3度目のマルチ本塁打をマーク。ア・リーグ本塁打トップのカル・ローリー(マリナーズ)、ナ・リーグ最多の大谷翔平(ドジャース)を1本差で追っている。