元F1レーサーが逆走車と遭遇したら避けられる? 日本人初表彰台の名手も「あれは分からない」

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2025年06月01日 14:23  日刊スポーツ

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鈴木亜久里氏(2023年2月撮影)

元F1レーサーの鈴木亜久里氏(64)が1日放送の、テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜午後12時)に出演。高速道路で多発する逆走事故についてコメントした。


この日は「ニッポンの交通問題ど〜するSP」と題して放送された。高速道路の逆走車について「僕分からないんですけど、自分で逆走してるのってすぐ分かるじゃないですか、車が1台2台来れば。自分は高速道路にいるって分かっていて、前から車が来るはずないんだから」と首をひねると、ビートたけしは「どうやってこの窮地を免れるかっていうと、その先のインターチェンジで降りちゃえばいいんだと思って延々(走って行く)」と運転者の心理を想像した。


交通事故鑑定人の中島博史氏は、自分が逆走してしまった場合の対応について「止まって欲しいですね」と話すと、「少なくとも止まれば故障車や障害物と同じになるので、避ける方も避けやすい。走り続けられると相対速度が非常に高いので、それこそF1レーサーでないと避けられない」と解説。話題を向けられた鈴木氏は「いやいや、あれは分からないですよ。どっちに避けるかがね」と元F1レーサーの立場でも難しいと話し苦笑した。


鈴木氏は中嶋悟氏に次ぐ日本人2人目のF1フルタイムドライバーとして、88〜92年に参戦。ラルース所属だった90年の日本グランプリでは3位となり、日本人初の表彰台入りを果たした。

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