<ラグビー・リーグワン:BL東京18−13東京ベイ>◇プレーオフ決勝◇1日◇東京・国立競技場
BL東京のSOリッチー・モウンガ(31)が、右手を骨折しながらプレイヤー・オブザ・マッチに輝いた。
試合後、負傷の状況を問われたトッド・ブラックアダー監督が「手は骨折していた」と明かした。
前半8分に先制トライ。後半7分には約40メートルのランからWTB森勇登(26)のトライをアシストするなど躍動。司令塔の状態は「良くはなかった」としつつ、「今日は試合に出てくれて、どんなタフな人間かが分かった」。1週間練習を全くしておらず、前日にボールを触ったのみ。「手が折れていると感じさせないプレー。彼のメンバーに対するコミットメントかなと思います」とたたえた。
主将のNO8リーチ・マイケル(36)も「できるかできないかは彼に任せていた」と告白。酸素カプセルにともに3日連続で入り「そのおかげで腫れが引いて、いい状態でこられたのが奇跡。レントゲンを撮ったときに正直無理だと思った。彼はあらためてすごい選手だと思う」と驚いた。
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