【山梨在住の社会人が選ぶ】「近年評価が高まっている山梨県の公立高校」ランキング！　第2位は「甲府東高校」、1位は？

　ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、山梨県在住の社会人を対象に「近年評価が高まっている山梨県の公立高校はどこ？」というテーマでアンケートを実施しました。

【画像：ランキング8位〜1位を見る】

　2025年5月時点で、山梨県には約30校の県立高校・公立高校が設置されています。全日制のほかに定時制を設置する高校や、工業高校や商業高校など専門性の高い高校もあり、学びたいことに合わせて選択できる環境が整っているといえるでしょう。では、山梨県にある公立高校のうち、県内在住の社会人から「近年評価が高まっている高校」として支持を集めた高校はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

第2位：甲府東高校

　第2位は、甲府市にある「甲府東高校」で、得票率は17.0%でした。

　1977年に開校した甲府東高校は、普通科および普通科理数コースが設置されており、県内各地から高い志をもつ生徒が集まる高校として知られています。甲府東高校の特色としてあげられるのが、1単位時間として多くみられる50分に5分を加えた「55分授業」。年間3単位がプラスされ、多様な授業の選択が可能となっています。理数コースでは、夏休みの宿泊学習会や大学訪問、「科学の甲子園」「数学オリンピック」への参加など、理数系分野に興味関心をもつ生徒にとって充実した環境が整えられており、難関国立大学への進学実績にもつながっているといえそうです。

第1位：甲府南高校

　第1位は、甲府市にある「甲府南高校」で、得票率は22.0%でした。

　1963年に開校された甲府南高校は、開校当初から山梨県教育委員会の英語研究指定校となるなど、古くからさまざまな研究に取り組んできた学校でもあります。2004年からは文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール（SSH）の指定を受け、現在にいたるまで継続。海外の高校との研究交流や高度な内容を含んだ理数系科目の開設など、理系分野に興味をもつ生徒にとって充実した環境が整っているといえそうです。山梨県内最初の専門教育学科として設置された理数科のほかに、普通科にも理数クラスを設置し、難関国公立大学や国公立大学医学部など、高い目標を目指す生徒が切磋琢磨（せっさたくま）しています。近年は、全国高校生クイズの全国大会常連校ともなっており、その姿に憧れて甲府南高校を目指す生徒もいるのだそうです。