



ドッジボールクラブの練習を見ている間、マキナさんとナツキさんと話をするのがとても楽しいです。女性にチヤホヤされるのなんて何年ぶりだろう。しかもマキナさんもナツキさんも子どもがいるのにオシャレして、よく俺の話も聞いてくれる……。うじうじしているジュンとは大違いだと思いました。



マキナさんやナツキさんと楽しく話しているところに「スズの母です。旦那がいつもお世話になっているようで」と、ジンを抱っこしたジュンが突然登場しました。今まで見たことないような冷めた表情のジュンを見ると、言われた通り、このまま帰ったほうが良さそうだと思ったのでした。


スズのドッチボールクラブの送迎を担当してから、クラブで過ごすことがとても楽しい時間になりました。
それは、ここで出会ったママのマキナさんとナツキさんのおかげです。
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それにくらべて、ジュンは「保護者との付き合いが面倒」とか言ってうじうじしているんです。
そんなことを考えていると、ジュンが突然マキナさんとナツキさんの前にあらわれました。
そして勝手に楽しみにしていた宅飲みも断ってしまいました。
【第6話】へ続く。
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