沖縄本島中部で2024年5月、女性に性的暴行をしようとしてけがをさせたとして、不同意性交等致傷罪に問われた在沖縄米海兵隊上等兵のジャメル・クレイトン被告(22)に対する裁判員裁判の初公判が2日、那覇地裁(小畑和彦裁判長)であった。クレイトン被告は「疑われるようなことは一切していない」として起訴内容を否認し、無罪を主張した。
起訴状によると、クレイトン被告は24年5月26日、沖縄本島中部で、女性に性的暴行を加えようと背後から首を絞めるなどし、抵抗した女性の目や口にけがをさせたとされる。
沖縄県内では24年6月以降、米兵による性的暴行事件が相次いで明らかになり、この事件を含め4件が不同意性交等などの罪で起訴された。うち1件については24年12月に那覇地裁で米空軍兵長の男性被告(25)に懲役5年の実刑判決が言い渡され、被告は控訴している。【喜屋武真之介】
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