米兵、無罪を主張=「疑われることはない」―性的暴行事件で初公判・那覇地裁

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2025年06月02日 10:31  時事通信社

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時事通信社

沖縄県警や住民などとの夜間合同パトロールに参加する米兵=4月18日、同県沖縄市(AFP時事)
 沖縄県内で2024年5月、性的暴行をしようとした女性にけがをさせたとして、不同意性交致傷の罪に問われた在沖米海兵隊上等兵のジャメル・クレイトン被告(22)の裁判員裁判の初公判が2日、那覇地裁(小畑和彦裁判長)であり、被告は無罪を主張した。

 罪状認否でクレイトン被告は、女性と性的行為をしようとはしていないと説明。「首を絞めていないし、傷も与えていない。疑われるようなことは一切していない」と述べた。

 検察側は冒頭陳述で、被告は繁華街で女性に声を掛け、家まで送ると言ってつきまとい、拒否されたのにタクシーに一緒に乗り込んで女性の交際相手の家に向かったと指摘。タクシーを降りた後、家の中までついて行き、交際相手が寝ていることを認識すると女性に暴行したと述べた。

 弁護側は、被告は女性の承諾を得てタクシーに同乗したと主張。交際相手宅前で降りて女性とハグをした後、その場から立ち去っており、暴力行為は一切していないと反論した。

 起訴状によると、被告は昨年5月26日、沖縄県内で、性的な目的で女性の背後から腕を回して頸部(けいぶ)を絞め付けるなどの暴行を加え、約2週間のけがをさせたとされる。 

このニュースに関するつぶやき

  • まあこれに関しては沖縄で基地問題が辺野古に理解得にくい原因だからいっちょガス抜きで執行猶予付き有罪ぐらい出しとこ、となるだろうな
    • イイネ!3
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