昨季は中盤の要として躍動したレオ・ゴメス [写真]=金田慎平 京都サンガF.C.は2日、ジュビロ磐田からMFレオ・ゴメスが完全移籍加入することを発表した。背番号は「25」に決まっている。
レオ・ゴメスは1997年4月30日生まれの現在28歳。ブラジル出身で、母国のECヴィトーリアやアトレチコ・パラナエンセなど複数のクラブを渡り歩き、2024年より磐田へ完全移籍加入。2024明治安田J1リーグでは29試合のピッチに立って1ゴールを挙げるなど、来日1年目から主力の座を掴んだが、磐田は無念のJ2降格が決定。2025明治安田J2リーグでは5試合の出場にとどまるなど、ジョン・ハッチンソン新監督の体制下では、出場機会が減少していた。
シーズン途中での完全移籍が決まり、レオ・ゴメスは磐田を通してコメントを発表。「ジュビロのサポーターの皆さん、いつも応援してくださり本当にありがとうございました!私はチームを離れますが、J1昇格を祈っています」と綴った。
一方で、新天地となる京都を通しては、「京都サンガF.C.への移籍が決まり、とても嬉しく思っています。チームの目標達成のために全力を尽くしたいと思います。よろしくお願いします!」と意気込んでいる。
2025明治安田J1リーグで、現在の京都は20試合と1つ多く試合を消化しているが、10勝4分6敗の勝ち点「34」を記録し、現在は暫定2位につけている。一方の磐田は、2025明治安田J2リーグ第18節終了時点で、8勝5分5敗の成績で勝ち点「29」を獲得し、現在はJ1昇格プレーオフ出場圏内の6位。リーグカテゴリーは異なるが、それぞれが上位争いを続けている。
磐田では、今季に入って自身の価値をピッチ上で示す機会を得られていなかったレオ・ゴメスが、J1で上位争いを続ける京都へ加わることとなった。
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