
■MLB ドジャース 3ー7 ヤンキース(日本時間2日、ドジャースタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのヤンキース戦に“1番・DH”で出場し、4打数無安打で打率は.293。3試合ぶりのノーヒットに終わった。先発の山本由伸(26)は今季最短となる3回2/3、96球4失点で降板し4敗目。ドジャースの連勝は2で止まった。
前日1日は今季19度目、2試合連続マルチヒットをマークした大谷、5月は打率.302、自己最多の15本塁打、27打点と好調だった。6月に入って最初の試合、ヤンキースの先発は昨季、チームメイトだったR.ヤ―ブロー(33)、通算成績は10打数4安打、1本塁打。
1回の第1打席、ヤ―ブローにシンカー、スイーパー、カットボールと持ち球を駆使され、カウント1-2と追い込まれると、外角低めの最後はチェンジアップで空振り三振に倒れた。
先発の山本由伸(26)が3回までに4番・B.ライス(26)に12号ツーランを浴びるなど4失点。その裏、2死走者なしから大谷の第2打席、カウント2-1から内角のカットボールを強振したが、センターフライ、なかなかヤ―ブローのボールを捉えることが出来なかった。
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山本は今季最短となる3回2/3、4失点で降板すると、5回には中継ぎ陣がヤンキース打線につかまり2失点と流れを戻せなかった。
6回、ヤ―ブローと3度目の対戦、カウント1-1から内角へのシンカーに詰まらされて、力のないサードゴロ、ここまでヤ―ブローの緩急、内外角への投げ分けで完璧に抑えられた。
1対6と5点を追うドジャースは7回、ヤンキース2人目、J.ロアイシガ(30)から5番・A.パヘス(24)が11号ソロ、さらに7番・M.マンシー(34)が2試合連続となる7号ソロと3対6と3点差に詰め寄った。
流れをつかみかけたドジャース、8回、1死から大谷の第4打席、ヤンキース3人目、D.ウィリアムズ(30)と対戦。1球目のチェンジアップにタイミングが合わずにセカンドゴロに倒れた。前夜21安打18得点を奪ったドジャース打線、この日は1番から4番までが16打数無安打、出塁すら出来なかった。
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