『名探偵コナン 隻眼の残像』場面カット(C)2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会 アニメ『名探偵コナン』劇場版シリーズの最新作28作目『名探偵コナン 隻眼の残像』(4月18日公開)の興収情報が2日、発表された。公開45日間で観客動員数921万人、興収133億円を突破した。これを受け、映画の主人公である毛利小五郎よりファンへ感謝のコメントが到着した。
【画像】達筆な字!公開された小五郎の手紙&映画『コナン』新場面カット 映画の大ヒットに毛利は「わたくし名探偵・毛利小五郎が、「眠らない小五郎」として活躍している本作『名探偵コナン 隻眼の残像』お楽しみいただけていますでしょうか?皆様のおかげで映画は大ヒット!!沢山の応援をありがとうございます」と感謝。
この大ヒットを受け、6月6日放送の金曜ロードショー後半で、映画の本編冒頭12分の映像を放送するそうで「すでにご覧いただいた皆様、そしてこれからご覧いただく皆様にも是非!!私の大活躍する本作を“フラッシュバック”していただきたく、6月6日金曜日 金曜ロードショーにて冒頭約12分を特別に放送させていただくことになりました!お見逃しのないよう、どうか“眠らずに”ご覧ください」と呼びかけた。
『名探偵コナン 隻眼の残像』は公開初日で観客動員数69万人、興収10.5億円を突破。前作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(初日動員数63万人、興収9.6億円)対比109%を記録し、前作を上回る大ヒットでスタートした。
また近年、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(興収138.8億円 2023年)→『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(興収158億円 2024年)とシリーズ最高興収が更新され続けており、興収100億円を突破したタイミングは『黒鉄の魚影』は公開24日間で103億円、『100万ドルの五稜星』は公開22日で興収105億円だったが、今作は前作より3日早い公開19日間で達成し、シリーズ最速で興収100億円を突破している。
『名探偵コナン 隻眼の残像』の舞台は長野県の雪山で、長野県警の大和敢助と毛利小五郎の物語。長野県警の大和敢助が雪山で「ある男」を追跡中、銃弾が敢助の左眼をかすめ、雪崩に巻き込まれる。その10ヶ月後、奇跡的に生還した敢助は、野辺山天文台の研究員が何者かに襲われたという通報を受け、現場に駆け付けるが、天文台のパラボラアンテナが動き出した途端、隻眼となった左眼が突如疼きだす…。
一方、雪崩事故を調査している警視庁時代の同僚と会う約束をしていた毛利小五郎とコナンが、待ち合わせ場所に向かう途中、銃声が響き渡り…。眠りの小五郎と長野県警の大和敢助、一見接点のなさそうな二人を繋ぐ「眠っていた記憶」が描かれる。
■『名探偵コナン 隻眼の残像』興収の流れ
公開初日:観客動員数69万人、興収10.5億円
公開3日間:観客動員数231万4690人、興収34億3862万6700円
公開6日間:観客動員300万人、興収44.4億円
公開10日間:観客動員430万人、興収63.4億円
公開19日間:観客動員数726万人、興収104億円
公開24日間:観客動員数786万人、興収113億円
公開31日間:観客動員数843万人、興収122億円
公開38日間:観客動員数884万人、興収128億円
公開45日間:観客動員数921万人、興収133億円