山岸久朗弁護士「無免許って一定割合いてる。みんな同じことを言う」東名高速転落事故に

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2025年06月02日 15:38  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

関西テレビ本社社屋(2025年4月撮影)

山岸久朗弁護士が2日、カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月〜金曜午後1時50分)に出演。浜松市の市道から東名高速道路に車が転落した事故について言及した。


静岡県警は同日、無免許で運転したなどとして道交法違反の疑いで、無職の男(47)を逮捕した。


事故が起きたのは1日午後1時半ごろ。浜松市中央区初生町の市道の橋から「高速道路に車が落ちて横転している」と110番があった。静岡県警などによると、乗用車1台が橋の脇から、約10メートル下を走る東名高速道路上り線の路側帯に転落した。車は大きく損傷し乗っていた子ども2人が搬送されたが、けがはなかった。運転手は子どもを置いて徒歩で逃走していた。


容疑者は約10年前に運転免許の取り消し処分を受けており、運転していた車は他人名義。子供は親子でも親族でもなく、誘拐でもないという。


曜日レギュラーのハイヒールリンゴは「何もかも不思議。謎。どうやってつながるの?」とツッコみどころ満載の現状に混乱気味。「怖いニュース多いですよね。無免許で、人の車で、人の子で、逃げる。何があったんだろう。続報を待ちたいです」と首をかしげた。


山岸弁護士は、MCの青木源太アナウンサーから考えられる罪状について聞かれ「今見ただけでもかなりたくさんの罪が浮かんでる」と切り出し、「薬物なり飲酒運転を隠すために逃げたんだとすれば、それぞれに罪も成立しますし、軽微な事故でも警察に申告しないといけないのに逃げている。プラスお子様がケガしていたら、自動車運転過失致死傷プラス救護義務違反。助けずに逃げているのでこれが10年以下の懲役と重い。誘拐ではなさそうですが、監禁罪という罪もある。誘拐でなくても意に反して閉じ込めたとなると、監禁罪になってこれも結構重い」と多くの罪に問われる可能性を指摘した。


容疑者は無免許で運転したなどとして道交法違反の疑いで逮捕された。


山岸弁護士は弁護士の経験談として「少なからず世の中にいてる。無免許って。怖いですね。一定割合いてるんですよ。みんな同じこと言うのは『自分だけ捕まらんと思った』って言うんですよ。恐ろしい人が世の中に一定割合いてるんです」と明かしていた。

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