東名高速に車転落 子を置いて逃げた運転手逮捕 無免許運転容疑
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2025年06月02日 17:55 毎日新聞

ガードレールと金網を突き破って東名高速道路の路側帯に転落した乗用車のレッカー作業=浜松市中央区初生町で2025年6月1日午後5時過ぎ、照山哲史撮影 浜松市の市道から東名高速道路に車が転落した事故で、静岡県警浜松中央署は2日、現場から逃走したとして、自称・無職の榑林亜樹也容疑者(47)=自称・同県御前崎市佐倉=を道路交通法違反(無免許運転、事故不申告など)の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は1日午後1時半ごろ、浜松市中央区の市道で無免許のまま車を運転してガードレールに衝突。曳馬野橋の下を通る東名高速道路の路側帯に車を転落させる事故を起こしたが、警察に通報せず、放置して逃げたとしている。
事故当時、車に乗っていた子ども2人にけがはなかった。運転手は子どもや車を置き去りにして警察が到着する前に逃走していたが、2日午前、同区内で行方を捜索していた警察官が榑林容疑者を逮捕した。榑林容疑者は数年前に免許取り消し処分を受けていた。
同署は認否や車内に残された子どもとの関係を明らかにしておらず、詳しい事故原因を調べている。【藤渕志保】
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