【リーグワンアワード】2連覇のBL東京 モウンガ2季連続MVP！3連覇へ闘将リーチ マイケル「ゼロからスタート」

ラグビー・リーグワンの年間表彰式「NTTジャパンラグビー リーグワンアワード2024-25」が2日、都内で開催され各賞の受賞者が発表された。

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最優秀選手・MVPには前日にリーグワン初の2連覇を成し遂げた東芝ブレイブルーパス東京（BL東京）から、SOのリッチー・モウンガ（31）が2季連続で受賞。オールブラックス（ニュージーランド代表）として2度のW杯に出場した世界的名選手のモウンガは、リーグワン最多得点を誇るBL東京のオフェンスを牽引。前日のプレーオフ決勝でも、右手を骨折しながら試合に挑み、全ての得点に絡む活躍でチームを優勝に導いた。

BL東京の主将・リーチ マイケル（36）はベスト15（NO.8としては初）とベストタックラーを受賞。チームのために献身的に体を張る姿は今も昔も変わらない。攻撃ではモウンガ、守備ではリーチと2本の大きな柱が存在するBL東京。来季は、モウンガは3年契約の3年目。リーチは10月で37歳を迎えることになる。それもあるのか、リーチは「若手の成長」を望んでいる。

アワード後、取材に応じたリーチは「ブレイブルーパスには若くて良い選手がたくさんいる。開幕まで一緒に練習して試合に出るチャンスを作るのも大事かなと思う」と、先を見据えた。今季のベスト15はBL東京から6人も選出。その中の3人は、ワーナー・ディアンズ（23）、木村星南（25）、松永拓朗（26）と若手が選出された。リーグワン初の3連覇へ、リーチは「もう一回チャンピオンになるためにゼロからスタートする。頑張ります」と、笑みを浮かべながら目標を口にした。

【主な受賞者】
◆MVP：リッチー・モウンガ（31、BL東京）
◆ベスト15：木村星南（25、BL東京）マルコム・マークス（30、S東京ベイ）オペティ・ヘル（26、S東京ベイ）ワーナー・ディアンズ（23、BL東京）ブロディ・レタリック（34、神戸S）クワッガ・スミス（31、静岡BR）ビリー・ハーモン（30、横浜E）リーチ マイケル（36、BL東京）TJ・ペレナラ（33、BR東京）リッチー・モウンガ（31、BL東京）ダミアン・デアレンデ（33、埼玉WK）ディラン・ライリー（28、埼玉ＷＫ）ヴァレンス・テファレ（24、静岡BR）ジョネ・ナイカブラ（31、BL東京）松永拓朗（26、BL東京）
◆新人賞：北村瞬太郎（23、静岡BR）
◆得点王：山沢京平（26、埼玉WK）
◆最多トライゲッター：ジョネ・ナイカブラ（31、BL東京）
◆ベストタックラー：リーチ マイケル（36、BL東京）