情報漏えいで告発状受理＝内部告発巡り、地公法違反容疑―兵庫県警

　斎藤元彦兵庫県知事のパワハラなどを告発した元県民局長（昨年７月死亡）に関する私的情報がインターネット上に流出した問題を巡り、県は２日、被疑者不詳で提出していた地方公務員法違反（守秘義務違反）容疑の告発状が県警に受理されたと明らかにした。

　県によると、週刊文春電子版の記事や、ユーチューブ動画などで使われた１０件の情報に関し、第三者委員会が県保有の情報と同一だと認定したため、県職員が流出に関与したとみて５月に告発していた。

　斎藤氏は告発受理を受け、「県として捜査に協力する」とコメントを発表した。